- 2025年6月28日
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🎉親子で使える!面白心理学シリーズ vol.6 小さな「できた!」が未来をつくる✨スモールステップ法🪜
🪜スモールステップ法とは? スモールステップ法とは、**「最終目標を小さな段階に分けて、少しずつクリアしていく」**と……
子どもの「できた!」という体験は、笑顔だけでなくその後の成長にとっても大きな意味があります🌟
心理学者アルバート・バンデューラが提唱した「自己効力感(Self-efficacy)」とは、「自分にはできる!」と信じられる気持ちのこと。
その気持ちがあると、ちょっと難しいことに挑戦する意欲が生まれたり、困ったときにあきらめずにがんばろうとする力になります💪
今回は、そんな自己効力感を育てるために今日からできる「声かけ術」とポイントをまとめます!
ぜひ参考にしてくださいね😊
自己効力感とは、バンデューラが1977年に提唱した心理学的な概念です。
大きな特徴は「自分の行動が成果に結びつくと信じられる感覚」。
これは単なる根拠のない自信とは違い、小さな成功体験や身近な大人からの励ましを通じて培われます✨
例えば…
🌸 一人でお着替えできたとき
🍀 苦手な鉄棒に少しだけぶらさがれたとき
🧸 お友達に「かして」と言えたとき
そんなささいなことも「できたね!」と認めてもらえた経験が積み重なり、自己効力感となっていきます。
自己効力感を育てるには「できたこと」を見逃さないことが大切です。
さらに、ただほめるだけでなく具体的な言葉で伝えると効果UP✨
✅ 行動に注目する
「今、自分で靴はけたね!すごい!」
→ 結果そのものをその場でほめると、子どもも「できたこと」に気づきやすくなります。
✅ 努力に注目する
「最後まであきらめなかったね。そのがんばり、とってもかっこいいよ!」
→ 結果が出なくても挑戦そのものを認めると、次もチャレンジする意欲につながります。
✅ 具体的にほめる
「色ぬり、とってもきれいに塗れてるね。はみ出さないように気をつけたの?」
→ 具体的な部分に触れると、どんなことがよかったか本人もわかりやすくなり、さらに成長できます。
✅ 成長を振り返らせる
「前はできなかったけど、今はできるようになったね!気づいてる?」
→ できるようになった過程に注目することで、「できることが増えた」という実感が湧きます。
1️⃣ 大げさにほめすぎない
→ あまりにもオーバーにほめると、逆にプレッシャーを感じることも💦
自然なトーンで「今できたこと」を認めるだけでも十分です。
2️⃣ 気持ちを込める
→ 言葉だけでなく、目を見て笑顔で伝えたり、ぎゅっとハグするなどのボディランゲージが大切🤗
それだけで子どもは「見ていてくれてるんだ」と安心できます。
3️⃣ 過程に目を向ける
→ 結果が出なくても「がんばったこと」そのものに焦点を当てましょう。「挑戦したことがえらいね」「考えたのがいいね」のように伝えます。
自己効力感が育つと、さまざまなよい影響があります✨
💛 自己肯定感が高まる
ほめられる体験を通じて「自分はできる」という前向きな気持ちが芽生えます。
💛 挑戦する力が育つ
失敗を怖がらなくなり、新しいことに挑戦する気持ちが自然と出てきます。
💛 感情コントロールがうまくなる
イライラしたときも「落ち着いてやればできる」という気持ちに切り替えやすくなります。
💛 問題解決力が身につく
「できた」体験が積み重なると、自分なりに考えて行動できるようになります。
子どもの「できた!」体験に寄り添って具体的にほめることは、単なる励まし以上の大きな意味があります💖
それは自己効力感を育み、自分を信じる力と挑戦する気持ちを養っていくこと✨
忙しい毎日でも、ちょっとした「できたね!すごいね!」の積み重ねが、きっとお子さんの成長につながっていきますよ😊
今日からさりげない声かけ、始めてみませんか?